行きつけのスナックで若い女と知り合った。なんとなく、気があったので、よく飯を食べに連れて行ってた。そんなある日、「あんたはあたしのかーちゃん知っているかも」と言った。名前を聞いても、俺の記憶にない。どうも、俺の行きつけのスナックに数年前まで働いていたそうだ。そこまで聞いても俺は思い出せなかった。
そんな話をしている最中に、「うちのかーちゃん若いホストに恋したの」の言った、「お前のかーちゃんやるな!」と笑った。すると「かーちゃんはそのホストに一緒に住もうと誘ったの」「それでどうなったの」と聞くと「ホストはかーちゃんと住むのは拒否したけど、娘の私とだったら住んでいい、と言ったみたい」俺は「かーちゃん、断ったんだろ」と聞くと「いいや、私に相談してきた」「じゃっ当然お前断ったよね」と言ったら、含み笑いをして「かーちゃんの言うとおり、見も知らずのホストと暮らしたよ」と言った。
俺は呆れた顔をして言葉を失った。彼女は沈黙の俺の顔を伺って一言「だって、かーちゃん好きなんだもん」と言った。
俺は棺桶の中に入っても、母親と娘の未知の関係は理解できないだろうと思った。
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