2016年8月26日金曜日

老後が待ち遠しい

四十半ば、週末はいつも飲み歩いていた。

行きつけは、ピアノがおいてあるパブ。

時間になると、綺麗な女性が、smooth jazzを奏でてくれる。

女性は、演奏が終わると、いつも俺の席に来てくれた。

そして、次の演奏まで、俺と他愛もない世間話をしてくれた。

そんな、ある夜、俺は酔った勢いで、

「ねっ、俺と付き合わない」

と聞いて見た。

彼女は、少し考えて

「あなたとは付き合わない、でも、老後一緒に遊ぼうね」

と言われ、俺は大笑いした。



それから、すぐパブは店を閉じた。

彼女とはそれきり会っていない。



でも60を過ぎた今、当時を思い出し後悔している。

老後て、いつからなのかを彼女に聞きそびれたことを!




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